コンセプトダイアグラムでひとりブレストをやってみた

はい、ごめんください。 コンセプトダイアグラム・エバンジェリストの小杉です。

私は比較的カジュアルにコンセプトダイアグラムを使っていて、講師としてプレゼンするための資料をつくる際や、何かしらの目的を達成する必要があるときに、コンセプトダイアグラムを描いています。

ちょうど解析を知らない方向けの解析講座の講師をすることになったので、そのために描いたコンセプトダイアグラムをご紹介します。方眼紙ノートを半分に折って使うとちょうど良いのです。今回は出てきたアイディアを忘れないようにと、駐車中に膝の上で描きました(笑)

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描き方はゆるゆる

ダイアグラムに落とし込むためには、まずゴールを決めなくてはなりませんが、ブレストの場合はゼロスタートなので、まず色々と考えてから落とし込んでいきます。

今回、解析を知らない方が「アクセス解析のデータがいいらしい」という期待感だけで来ていただく内容なので、こちらの目的として「危機感を抱いていただく」ことを決めました。危機感がないと行動につながらないですし、危機感があれば情報を求めるようになります。

とはいえ、危機感だけでは右往左往してしまうので、「解析とはなんぞや」という基礎を理解していただく必要があります。難しい話をしてもわからないので、あとから調べられるような想定をしておき、本質的な部分をお伝えする想定で進めます。

最終的に、「これはいい!」「やりたい!」「解析しないと!」みたいに思ってもらえたら、今回の講座の意義はあっただろうと判断できます。

すでにコンセプトダイアグラム脳なので、軸から決めちゃった感じもしますが良いのです、ブレストですから。

ざっくり書いて違和感がなければ、施策を落とし込んでいきます。ある程度想定していたものの、軸の深まりによってつくったステップでは自分でも見落としていた施策が出てくるので、視野をこじ開けられる感覚はヤミツキになります(笑)

今回は講座の流れを決めるためにつくったので文言の縛りも甘いですし、KPIへの落とし込みもしませんが、出てきた施策(=内容)が刺さったかどうかをアンケートの項目にして、つまづきを確認していこうかなと。

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というわけで、検討60分・ダイアグラム化10分のブレストでした。

こうやってカジュアルに使えるメソッドでもあるので、ぜひ皆さんの描いたコンセプトダイアグラムも教えてくださいね。




【この記事を書いた人】

小杉 聖

kosugi

1978年、新潟県南魚沼市生まれ、長岡市在住。 コンセプトダイアグラムエバンジェリスト。 心理学に基づいたコミュニケーション戦略立案、コンテンツ分析、SNSなども含めた幅広いウェブマーケティング、WordPressによるサイト構築が得意。 ウェブ活用の人材を育てる「ウェブ解析士認定講座」や関連セミナーを新潟県内で唯一定期開催。WACAアワードにて 2016年 Best of Best を受賞。 WordPressコミュニティの一員でもあり、毎月、無料の初心者向け勉強会を定期開催。ワークショップセミナー講師としても活動中。 夫と2人の子どもが大好き。

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